Monpellier~ロックフォール
パリ リヨン駅からTGVでアヴィニヨンをすぎ、南仏の中央部、
Monpellierに着きました。 東にゆけばプロヴァンス、西にゆけば山脈が広がり始め、さらに進めばスペインです。 もう地中海はすぐ近くで、街中心部の広さも、なんとなく南仏、という気配です。 まずはMonpellierを拠点に、少し北の世界三大チーズの一つ ロックフォールを造るロックフォール村に向かいます。 車で走ること約二時間、ロックフォールは小さな村ですが、 村内に大小のブルーチーズ製造家があります。 roque(岩)fort(強い)が語源です。 この地方の風穴にしかいないアオカビだけが使われます。 岩の縦の細い隙間を通る風が熟成には不可欠です。 全ての熟成カーヴは、写真のような風穴に直結しています。 風穴はのぞくとこんな感じ・・・ この岩穴に自生しているアオカビを、一度パンに生やして乾燥させ、 粉末にしたものをチーズに混ぜ込みます。 こちらが実際の青カビ 乾燥してしまうと色が悪いのですが、実際に生えているものはとてもきれいな色をしていました。 これがチーズに加えられて熟成すると、みなれたブルーチーズになるわけです。 こちらはパピヨン社のブラックレーベル。確かにおいしい! 最大手のソシエテ社(残念ながら、写真撮影は禁止でした) 今回はパピヨン社のカーブを見学させていただいたのですが、 残念ながら冬季の悪いタイミングで、カーブはすっからかんでした・・ がーん 次回は、プロヴァンスのお知り合いのかた宅に、お邪魔します。
by mosimosiyosan
| 2007-02-02 01:57
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